2014年12月6日土曜日

南三陸町の林業・木材の可能性~人口減少に負けない復興~


FORTUNE宮城編集部 智恵です。
11月8日(土)に南三陸まなびの里『いりやど』さんで行われた
南三陸町の林業・木材の可能性~人口減少に負けない復興~
の、パネルディスカッションを見学してきました。

















意外と言ったら失礼かもしれませんが、会場に入ってみると
若い人が多かった印象を受けました。




















今回お話しいただいたパネリストの方は

●(株)佐久の佐藤太一さん

●丸平木材(株)の小野寺邦夫さん

●南三陸復興ダコの会の阿部忠義さん 

●コーディネーターの川廷昌弘さん


こちらの4名です。
まず私が思った素朴な疑問。。。
南三陸町って海のイメージないですか?
今回のフォーラムのテーマもですが、みなさんの口から
『南三陸を森から語る』というワードを何度か聞きました。
聞くところによると、南三陸は分水嶺に囲まれた町で杉の適地だそう。
海のイメージが強くありますが、南三陸の77%は森林なんです!!















とがで繋がり、連環する町
代々林業を営み、自分で12代目だという佐藤さんが
そうおっしゃいました。
この言葉ステキ♪気に入ってます♪
もっとお気に入りはこれ!!

『南三陸町 町民憲章』

海のように広い心で

魚のようにいきいき泳ごう

山のように豊かな愛で

繭のようにみんなを包もう

空のように澄んだ瞳で

川のように命をつなごう


大きな自然の手のひらに

抱かれている町 南三陸

う~んステキ♪地元愛を感じます。

【南三陸杉】というブランドで農林水産大臣賞をもらったのが
2011年3月1日。そのたった10日後に東日本大震災が発生。
あまりに多くのものを失い、悲しみに暮れる小野寺さんに
当時の佐久の代表(佐藤さんのお父さん)にこう言われたそうです。
「会社もなにもダメになったけど、森は大丈夫だから!」
「えっ!?」っと、この発言には驚いたけど「あぁ~・・・たしかに」
と、変に納得しちゃったそうです(笑)
今では、他のものにはない≪杉の良さとはなにか≫を追及し
 南三陸だけでなく、全国の杉にこだわる!!と意気込んでいました。




















私も知らなかった杉の意外な魅力。。。
みなさんにもぜひ知ってもらいたい!!

■光合成を行うことにより、二酸化炭素を吸収し酸素を放出することを繰り返す

■空気清浄効果

■軽くて強い

■調湿作用・殺菌作用

■免疫効果を高める

■杉の香りにはリラックス効果・安眠効果がある

■赤身材は水に強く、不朽性あり

■家に使うと、夏は涼しく冬はあったかい
 (杉は常に呼吸し、夏は湿気を吸収・冬は乾燥を外へ出してくれる)

などなど・・・杉ってとっても魅力的じゃないですか!!
ほんとこの仕事を始めて、色んな事を知ることができ
嬉しい反面、いかに自分が無知か思い知らされます。

最後にお話しいただいた阿部さんは
復興ダコの会以外にも、廃校になった中学校をリノベーションした
【Yes工房】の代表、そして入谷公民館の館長さんでもあります。
とてもユニークな方で、ダジャレ好き。笑
Yes工房の由来も『廃校工房』『はい工房』『Yes工房』
うん。ダジャレですね。決して嫌いじゃないです♪
そんな阿部さんもまた、震災で多くの物をなくした方の1人。
子どもの頃から物作りが好きで、夢だったモノづくり工房
完成させ、夢が実現した2011年2月。
そのわずか1ヵ月後に震災が発生し、阿部さんの夢の工房は
津波によってめちゃくちゃに破壊されてしまいました。
計り知れないほど多くの物を失った阿部さんが
また立ち上がることができたのは、避難所での生活で
助け合って生きることの大切さを学び、多くの支援を受け
信頼できる仲間が、大きな力になったからだと言います。

『シャレでも言わなきゃ、やってられないって!!』

そう語る阿部さん。
阿部さんのダジャレは、そんな気持ちからきてるのかな?
そう思うと、少し悲しくなりました。

オクトパス君をはじめ、5を書く定規(合格定規)、オクトパシ(箸)
スレートde合格(ストレートで合格)などなど、まさに
シャレのきいたグッズを色々作ってらっしゃいます♪

≪笑いで社会を明るく元気にする新ビジネス≫
創シャレ・ビジネス

それが、阿部さんのモットーのようです。
















会場は終始、笑いの絶えないなごやかな雰囲気でした。
今回会場にいらした若い世代の方たちも、私と同じように
というか私の何倍も、考えさせられるところがあったでしょう。
「復興と木材」 こちらに参加するまでは
いまいちピンとこなかったこの2つの言葉。
でも3人のお話を聞いて、たくさんの可能性を感じることができました。
なにより、あの震災から立ち上がり【町のため】【復興のため】
情熱を燃やす方たちの心意気に私も胸が熱くなりました。
震災がもたらしたものは、全部が全部悪い物ばかりじゃない!!
あらためてそう思いました。



 
 

"こだわる"ということ~顔晴る男たち~


FORTUNE宮城編集部 智恵です。
11月21日(金) 平成26年度みやぎ地域づくり団体協議会
登米支部交流会(現地研修会)へ行ってまいりました。

バスに揺られること1時間半。塩竈市にある
【顔晴れ(がんばれ)塩竈】さんに到着。




















恥ずかしながら私、塩竈に来るのは初めてで
前日から楽しみすぎて、まるで修学旅行気分でした。
着いてみるとそこは、少し奥まった所にあり
気付かないで素通りしてしまいそうなほど
こじんまりとした建物でした。
私の想像していたのとは少し・・・いや、だいぶ違いました。
そして今回お話ししていただいた、及川さんですが・・・

真ん中にいるのが及川さん♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これまた私の想像とは少し・・・
いや!!!だいぶかけ離れたコワモテな方。
いい意味で予想を裏切られ、先制パンチをくらった私は
ますますワクワクしてしまいました。
中に入ると・・
 
こんな感じで、大きな釜があります。
そして、なんとも独特なニオイがします。
焦げ臭いともまた違う、不思議なニオイ。
こちらの【顔晴れ塩竈】さんは、昔ながらの製法で
藻塩を作っている会社です。9年前、起業家たちの集まる会議で
「塩竈は塩の聖地でありながら、ご当地の塩がないのはおかしい!!!」
と言われ、サンプルを作り料理屋さんやお菓子屋さんに
配ったところ、好評だったのをきっかけに始まった。
2009年4月10日の火入れは、多くのメディアが報じたという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
塩竈は昔から塩づくりがさかんで、3000年前の縄文集落が
発掘されたとき、塩を作ったとみられる土器【製塩土器】
発見されたほど。その歴史は神代までさかのぼり
塩土老翁神という神様が現地の人に製塩を教えたとか。
塩土老翁神鹽竈(しおがま)神社にいる神様の一人で
海の神様であると同時に、安産の神様でもあるという。
潮の満ち引きが、生命の誕生に関係があるのではないか
というところかららしい。
鹽竈神社では毎年7月4日~6日【藻塩焼神事】を行い
それは奈良時代の塩づくりを伝える貴重な神事として
宮城県無形民俗文化財に指定されています。



























ちなみに、この藻塩焼神事で使われている≪神釜ですが
日本三奇の一つで、様々な伝説があるようです。
中の海水は、どんな日照りの時でも枯れることがなく
また大雨や台風でも水が溢れることはない。
そして、この神釜の中に入っている海水は
大異変の前触れとして、必ず色が変わるといいます。
あの東日本大震災のときも、色が変わったとか。
まさにミステリーゾーン・・・。
塩竈と塩。ここまで深い関係があったとは知らなかった。
そして、水と同じくらい塩も生きていく上で
必要不可欠だということを初めて知った。

『昔は塩とお金が同じ価値だった。』

この言葉にも納得できる。

 



煮詰めた塩をすくいあげる作業を体験させてもらいました。
シャリシャリでシャーベットみたいだった。

手間ひま惜しまず作るこちらの塩はなんと1㌔4600円以上!



特大サイズの塩の結晶!!




















贅沢に、ゆで卵につけていただきました。





















素人の私でもわかるくらい、おいしさが違います。
しお辛くないといいますか、まろやかといいますか・・・。
うまく言葉で表現できないのが悔しい・・・。

こちらの顔晴れ塩竈さん、震災・津波の被害にあいました。
津波が去り、及川さんがようやく店を見に行くと
店の中には神棚と釜しか残っていなかったそうです。
しかし及川さんは
「神様が神棚と釜と残してくれた!!」
そう思ったそうです。
津波は、神棚のわずか1センチ下でピタリと止まっていました。
「やめるわけにいかない!!」そう思わずにはいられなかったようです。

























「このスタイルじゃなくても塩はできるんですよね?
津波の被害もあったのに、やめようと思ったことないんですか?」

私のこの質問に及川さんは「ありません!!」
間髪入れずに、そうおっしゃいました。
震災後いろいろなところから、塩を作る機械や物資の支援が
あったそうですが、すべて断ったそうです。

「このやり方じゃなきゃ意味がないんです!」

「神棚と釜を残してくれた神様に怒られます!」

心底かっこいいと思った。
「~にこだわって」とかよく聞くけど、こんなにも強い
≪こだわり≫を感じたのは初めてだった。




















こういう機会がなければ、一生知ることはなかったでしょう。
藻塩にこめられた、職人の情熱と心意気を。
たかが塩。されど塩!!
帰りに、小さな袋に入ったこちらの塩をもらった。
大事に食べようと思う。
できれば高級なステーキとかに使いたい。無理だけど。
及川さんの話し方は独特で、私はだいぶ引き込まれてしまった。
また今度遊びに行きたい。
できれば真夏の汗だくの作業風景を見たいと思った。




2014年11月21日金曜日

盛りだくさん!南三陸町の一日


ごぶさたしております。
FORTUNE宮城編集部 智恵です。

11月2日(日)金比羅丸さん・小野花匠園さん・高芳丸さんによる
芋煮会が、南三陸町歌津【みなさん館】で行われました。

























天気が崩れるとの予報でしたが、当日は快晴。
チラシに【300回のありがとうを言わせてください!】とありますが
まさにその気持ちが伝わってくるような料理の数々。
そしてすべて無料というのに驚きました。
芋煮、アサリご飯、ホタテ、カキ、ちゃんちゃん焼き、気仙沼ホルモン入り焼きそば・・・
私がいた間で、これだけの料理が無料で配られ
おまけにとてもおいしいという。
大鍋で作られる芋煮は大迫力でした。
カキやホタテは、網の上にこれでもか!!ってくらい並べられ
「好きなのとってあげるよ~♪」なんて言われ
「じゃあその一番でかいのを・・・」とは言えませんでしたが
アツアツでブリブリのホタテを堪能しました。
もしかすると私が帰った後、料理はもっと出てきたのかも・・・。


ほんとぜーんぶおいしかった!
唯一焼きそばだけ食べれなくて残念。
恥ずかしながら、おなかいっぱい食べてしまいました。笑
最初はちらほらしかいなかったお客さんも、だんだん増えて
会場は結構な盛り上がりに。


天気にも恵まれました♪














かぼちゃの重さ当てでは、意外や意外!!かなりの接戦!!
優勝者は女性の方で誤差0.1gという結果。
宮城県産の新米をGETし、とても嬉しそうでした。
今回、縁あって私と行動を共にしていた女性はなんと2位(笑)
自分にまつわる数字を並べたところ、見事ニアピン。
なんと強運を持った方なんでしょう・・・。
ちなみに準優勝の景品は塩蔵わかめでした。シブイ!
ほんとこの仕事を始めて、いろんな方と出会えて感激です。
貴重な経験させてもらってます。
それと同時に、今までは考えなかったことを考えるようになり
勉強嫌いな私ですが、自分なりに考え、調べ、先輩方に話しを聞き
こんな私でもなにかしたいと思うようになりました。
震災から3年半以上が経過し、数えきれないほどの人たちが
東北の復興のために力をかしてくれました。
目に見える復興・目に見えない復興・・・。様々な面で。
間違いなく2011年3月11日~今では復興は進んでいます。
「まだまだこんなもんじゃない」そう言う方もいるかもしれません。
でも私は、たった3年半でここまできたか!と感じているほうで
人の力とは凄まじいなと思っています。
しかし、もっともっと復興が進み、被災地が「被災地」と呼ばれなくなったとき
そこでまた新たな問題が生まれるのかもしれません。
楽しいイベントで町を盛り上げることは素晴らしいです。
≪楽しい≫という気持ちは、何をするにも
続けていくための一番大事なパワーになると思う。
観光客を増やす取り組みや、子ども達との遊びや教育。
地元の方はもちろん全国から『東北のために何かしたい!!』と知恵を絞り
活動してくださってる方々には本当に頭が下がります。
そういう熱い気持ちを持った方たちと一緒に

今できることはもちろん

来たるべき未来のために
今しておかなければならないこと。

これを考えなきゃならないのかなと思います。
ひとりひとりが自立し、被災者として支援を受けなくても
生活できるようになる。そのためには仕事をする。
でも高齢者や、訳あって働けない人。地元に働く場がない。
そして若い人は地元から出て行ってしまう。
みんながみんなそうではないですが、この悪循環をなんとかせねば・・・。
ではどうするか。なにが必要か。
すぐに解決策は思い浮かばないけれど、お金が必要というのは確か。
も、震災を「このチャンスを逃してはいけない!」
という人がいるということを聞いて、被災地の可能性を感じました。



みなさん館での芋煮会のあと、一緒だった女性を乗せて
登米まで向かう途中、時間もあったので寄り道。
同じく南三陸町のさんさん商店街に行ってきました。
これは私のワガママに付き合ってもらったんですが
どうしても食べたい物があったんです!!
それがこれです。

さんさん商店街内にある【自然卵のクレープ】
ものすご――く悩んだ結果、私はブルーベリーと
クリームチーズのクレープを注文。
おいしそうなドリンクにも誘惑されましたが、ぐっとこらえて
ブラックコーヒーにしました。
あぁ~おいしかったなぁ・・・。また食べたい・・・。
全種類制覇したい。
今まで食べたことないくらい生地がモチモチで
生クリームた―――――――っぷり!!
チーズも濃くて、こってり大好きな私は大満足♪
必ずまた来ると、勝手に心に誓いました。

ここで使ってる卵も販売していました。


その名も【卵皇】ラオウですよ!!色んな意味でたまらない!!
この卵は田束山麓にある「自然卵農園」で、平飼いで自由に育った
健康な鶏たちが、抗生物質など一切使用しない
自家配合の安全な餌を食べ、産んでいる
「安心・おいしい自然卵」です。
値段はかなり立派なもんでしたが、この卵で
TKG(卵かけご飯)食べてみたい。

クレープ食べたあとは、モアイ見て


         顔に違和感。笑


間近で見るタコの質感に驚いて・・・
タコを撮影しているところを撮影。笑
女子2人でキャーキャーしてきました♪




















登米に着いてからは、【手のひらに太陽の家】
FORTUNE宮城  河崎編集長のプレゼンと
ウルトラシャルソンメンバーとの意見交換。
ここでもたくさんの方と出会い、FORTUNEの今後の
方向性、被災地を歩いてみて気付いたことなど
貴重なご意見をたくさん聞かせていただきました!!
今後もたくさんの方と出会い、話を聞いて
刺激をいただくのが楽しみですね。


○●○補足説明○●○

【ウルトラシャルソン】とは、走ることを通じてまちを再発見し
人と人とがつながるランニングイベント。
東北沿岸の津波被災地周辺を自由に走って復興を応援し
幹線道路や、その周辺を走ったり歩いたりしながら
復興のシンボルやそのまま残された地域を訪問。
各地を線でつなぎ「発見」したものをSNSを通じて発信し
そこで生活する人々とも交流しながら、震災被災地の状況や心情といった
「いま」を伝えます。詳しくはこちらをご覧ください。

http://cialthon.at/







2014年9月29日月曜日

【かみさまとのやくそく】


智恵です♪9月27日(土)は、気仙沼cadoccoさんで
映画【かみさまとのやくそく】が上映されました!!




















もちろん私行ってきましたよ(*^▽^)/♪
まず映画うんぬんの前に、超方向音痴な私は目的地に
無事たどり着けるかが心配でした。笑
旦那さまもさぞ心配していたことでしょう・・・。

ところがどっこい!!!(古っっ)

ちゃんと行けたよね~♪

やればできるんだね~♪

会場に行くと、前回来ていた方もちらほら。
もちろん大森さんいましたよ!!!




















前回お会いしてから、一か月もたってませんが
おなか大きくなったなぁ~(*´ ∇`)むふふ
とっても幸せそうな大森さんでした♪

行ってすぐ、お菓子いただいちゃいました!!
もちろん来た人全員ですよ♪

こういうの嬉しいですよね♪




















そして~映画のはじまりはじまり~☆″

この映画は、最初に載せた写真に書いてあるように
『胎内記憶を語る子どもたち』を特集したドキュメンタリー。
そういった子どもたちの記憶で一番多いのは
『泳いでて気持ちよかった』『おへそから外が見えた』だそうです。
中には、『お父さんの土下座する姿を見た!!』
という子どももいるとか・・・。困ったもんです。笑
赤ちゃんて産まれてしばらくは目がほとんど
見えてないって言われてるのに不思議ですよね!!
『お父さんとお母さんがケンカしてるとき、おなか蹴るとやめてくれるよ♪』
『私は女優になりたいから、キレイなお母さんを選んできたの♪』
など、とてもかしこい子もいました。笑



















これは、子どもたちの中の一人が書いた絵。
おなかの中に入る前の記憶を持つこの子は
自分は宇宙みたいな所にいて、そこには他にも
赤ちゃんがいっぱいいて大仏っぽい神様がいた。
テレビに色んなママが映って、そこから自分の好きな
ママを選んで、すべり台に乗ってママのおなかに来た。
と話したそうです。これが『中間生記憶』
いわゆる、 亡くなってから次産まれてくるまでの記憶。
すごくないですか!?すごいですよね!?もっとすごいのは
ママだけじゃなくて『弟のことも選んできた♪』と話す子!!
その子は自分がおなかの中に行く前に、弟のことも
選んできたそうです(☆O☆)!!
そして弟がもうすぐ産まれるという時期に、ママのおなかに
『おいでおいで♪』とした瞬間、驚くことに陣痛が始まったとか!!!
さらには前世の記憶がある子までいて、なんかもう
すごすぎて「へぇ~!!!」も出なかったよあたしゃ。笑

【たいわ士】というのも今回初めて知った言葉。
 赤ちゃんの通訳をする人の事 だそうです。
たいわ士の南山みどりさんのお話しには、私も思わず
共感&ウルッときてしまいました(;3;)

『赤ちゃんがお母さんを選んできてるの』

『お母さん笑ってよ!って思ってるんだよ』


南山みどりさん話しを聞いたら、娘のどんな言動も
可愛く思えて、許せてしまいました(*^皿^)♪

『子どもを幸せにしたいなら、自分が幸せになること』
まぁ子どもは別に幸せにしてよ!!なんて頼んでないしね;
親が勝手に幸せにしなきゃ!!って思ってるだけで。
ほんと納得させられることばかりで、この辺から完全に
ペンが止まりました。。。シゴトホウキシマシタ。。。

南山みどりさん・・・わたし本買います!!!
私の文章では説明不足なので、興味がある方はぜひ
本を読んでみてください♪・・・なぜか宣伝になりましたが。笑

映画は最初から最後まで大満足♪
お昼に軽食まで出て、ウレシスゥ~♪















これは前回も来ていたモデルさんが作ってきた物!!
おにぎりがシャレオツ~♪
前回聞き忘れたので、ちゃんと名前聞いてきましたよ!!
杉浦 美里さんです☆"

息子の『ゆうしん君』と♪




















とても気さくで素敵な方です(*^3^)/
私とも一緒に撮ってくれました!!!
載せるのちょっと恥ずかしいですが・・・。
















見てください!!!なにこの違い!!!
自分のちんちくりんさにゾッとしました。笑
決して私が前にいるわけじゃないよ~。
ちゃんと真横に立ってるんだよ~。
ワタシカオデカイヨ~。マルイヨ~。

この映画を見て、また子育てしながら働く美里さんを見て
自分もまだまだだなぁ・・・と感じ、やる気が出ました!!
ほんとに②たくさんの人にこの映画見てほしい♪
悩んでることも「なぁ~んだ♪そうだったんだ!」って思える
かもしれないですよ。私がそうでしたから(^皿^)v
なにより見終わったあと、どもをとても愛おしく感じます☆"
そして自分の事も、褒めてあげたくなります☆"

娘がもう少し大きくなって、お喋りするようになったら
「お母さんのおなかにいた時のことおぼえてる?」
って聞いてみようと思います。楽しみです♪
うるさくて居心地の悪いおなかだったかな?
テレビで見て私を選んできたの?
すべり台じゃなくて、走ってきたんじゃない?笑
あぁ~楽しみ♪楽しみすぎる♪♪♪”

でも今言えることは【ありがとう】だけですね。

産まれてきてくれてありがとう。

私を選んでくれてありがとう。

この気持ちを忘れないでいたいですね☆"


2014年9月19日金曜日

「母と子どもといのちのはなし。」



皆さま初めまして!!!このたびFortune宮城編集部に新しく入りました

わたくし 千葉 智恵(ちえ) と申します★″

人見知りな27A型。子供1人、夫1人。笑

好きな言葉は『傾くなら傾き通せ(花の慶次)』と『遠慮は1回まで』です。

これからブログやFortune宮城などで、ちょくちょく文章を
 
書かせていただくことになりました。

読みにくい・誤字・脱字などあると思いますが
 
どうか温かい目で見てやってください。
 
よろしくお願いします。

さて、そんな私が初めて取材に行ってまいりました。
 
デビュー戦ですね。
 
今回お邪魔したのは、気仙沼南町cadoccoさんで行われた

助産師さんのおはなし会≪母と子どもといのちのはなし。≫です。


ママと赤ちゃんの秘めたパワーをテーマに、現役の助産師である
 
大森美和さん、自身の知識と経験を時に冗談を交えながら
 
お話ししてくれました。

私も5か月の娘がいますが、今回聞いた内容は知らないことばかりで

驚きの連続でした。

テレビなどでよく耳にする「少子化」という言葉。

よく聞くけれどそこまで考えたことがないという方も多いと思います。

聞くと去年の日本の出生率(1人あたりが一生の内に産む人数)1.39

想像以上に低く、平均初産年齢は30.1と、初めて30歳を超えたそうです。

命の誕生に出会える機会は、昔に比べ確実に減っているという現状に

私をはじめ、会場にいたママさん・妊婦さんたちも驚きの表情でした。

私が一番興味深かったのは、おなかにいる赤ちゃんが思った以上に

色々と頑張っていたんだということ。笑

赤ちゃんのしゃっくりを感じる方は多いと思いますが
 
それ以外にも、おっぱいを吸う練や、なんと筋トレなんかも
 
しているそうです!!

陣痛を起こすホルモンは赤ちゃんが出しているとも
 
言われていますし、生まれてくるときなんて、お母さんに負担を
 
かけないように頭や体の形を変えながら回転して出てくるんですよね。

ウチの娘も筋トレを?クルクル回りながら出てきた?

想像するとなんだかおかしくて笑ってしまいました。

自身も今妊娠中である大森さん。生まれてくる時の様子を
 
クマのぬいぐるみを使って
 
「お産は2人の共同作業。赤ちゃんもお母さんも命がけなの。」

わかりやすく教えてくれました。


30分ほどお話しをしていただいた後は、ボランティアの方々お手製の

お菓子をみんなで食べながら小休憩。

すでにお子さんがいる方、出産を控えている方
 
みなさん不安や悩みは様々。

途中お子さんが泣いてしまったり、騒いだりしたときは
 
ボランティアの方々がママさんたちの代わりに面倒をみてくれて
 
みなさん気兼ねなくお喋りに花を咲かせていました♪

来た人全員にLUSHのマッサージクリーム『チャリティーポット』が配られ
お隣りさんや、親子でお互いに手をマッサージ。
ちゃっかり私もしてもらいましたが、いい香りと
人の手のあたたかさで、とてもいい気持ちでした。
お子さんがママにマッサージをしている姿は
とても微笑ましかったです。
現役モデル(一児の母)さんの姿勢レッスンには
みなさん真剣な表情で取り組んでいました。



正しい姿勢の作り方、骨盤の歪みを治す体操など
 
私もつい仕事中だということを忘れてやってしまいました。

本物のモデルさん…初めて生で見ましたが、同じ人間とは思えませんでした。笑

しかも一児の母…。この体操を続ければ、こんな風になれるんじゃないかと
 
勘違いしそうでした。

まず元が違います。早く気付いてよかったです。
 


 みなさんトラウベはご存知でしょうか?


私も今回が見たのも聞いたのも初めてでした!!

昔からある道具ですが、今は断然機械が主流なのでお目にかかる機会は
 
ほとんどないようです。

調べてみたところ『胎児心音聴診器』というそうで、

1.胎児の生の心音を最も心臓に近い部位から聞くことができる。

2.胎内での胎児の位置や姿勢がわかる。

3.機械では聞き取れない音も聞こえる。

など、もちろん使い慣れたベテランしかわからないと思いますが
 
機械にはないメリットがたくさんあるようです。

大森さんと、この日来ていた臨月の妊婦さんがおなかを出して横になり
実際にトラウベで赤ちゃんの心音をきかせてくれました!!


貴重な体験に、ママさんたちも子供たちも、感嘆の声をあげていました。

残念ながら、私の番でおなかの赤ちゃんが背中を向けてしまったので終了。

聞きたかったなぁ…残念。日頃の行いですか…。

2時間という短い時間ではありましたが、とても有意義で楽しかったです。

こんな会、ウチの近くでもやっていればなぁ。

やっているのかもしれないけど、なかなか情報が入ってきません。

ましてやママさんたちは、子供が小さいうちは
 
あまり出かけたりできないですからね。

家から一歩も出ない日なんてざらにありましたから。私は。笑

子供が生まれて幸せなはずなのに、不安で孤独。
 
周りに置いて行かれる感覚。

そんな風に一人で悩むママさんて
 
意外と多いんじゃないかなと思います。

だからこそこういう会をやってるってことを
 
ちゃんと知ってほしいですね。

そういったところでも、色々と考えさせられました。

今回は仕事として行ってきましたが、今度は私もママとして娘も一緒に
 
参加したいと思いました。

今月末には、気仙沼で、映画「かみさまとのやくそく」上映会があります。

 


9/26()9/27() チケット1200(お菓子代含む)※中学生以下は無料。

9/26() 前浜マリンセンター     13:0016:00

9/27() 南町 cadocco        10:0013:00

※昼間の上映のあとには、ちょっとしたおはなし会があります。

9/27() けせんぬまおひさま保育園  19:0021:30

申し込み:heartstation@gmail.com

主催:ハートステーション結   問い合わせ:08069261315(杉浦)